「直接契約ってどんな仕事があるの?」
「直接契約を獲得する手段ってなにがあるの?」
直接契約を獲得したいものの、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
私はこれまで3つの手段で、直接契約を獲得してきました。
- 直接契約について
- 直接契約を獲得する方法
- 私が直接契約を獲得した手段と流れ
- 直接契約のメリット・デメリット
今回は私自身の経験を踏まえながら、「直接契約を獲得する手段と流れ」について徹底解説します。
「直接契約に応募する準備はできており、あとは応募するのみ!」という人にぴったりの内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
Webライターの直接契約とは
Webライターの直接契約とは、業務委託としてクライアントと直接契約を結ぶこと。
クラウドソーシングなどでクライアントから仕事をもらう場合は、クラウドソーシングを通じてクライアントと契約している状態です。
クラウドソーシングでの契約は、単発案件が多い気がします。
直接契約を獲得するまでに取り組んだことやメリットについては、以下の記事で紹介しています。
Webライターが直接契約を獲得する方法4選
Webライターの直接契約を獲得する方法はいくつかあり、自分に合った方法で仕事を探してみてください。
- メディアに直接応募する
- 求人サイトから応募する
- Xから応募する
- 制作会社に応募する
1.メディアに直接応募する
気になるサイトがあれば、そのサイトの採用ページを確認しましょう。
すると「応募はこちら」などのボタンが設置されていることがあるので、そこから応募フォームに沿って記入すればOK。
過去の執筆記事やポートフォリオの提出を求められることが多いため、事前に準備しておくとスムーズに応募できますよ。
私は、記事を書いてみたいメディアに応募しました!
2.求人サイトから応募する
求人サイトで職種を「Webライター」に絞って検索すると、業務委託でライターを募集している仕事が出てきます。
求人サイトといえば、「アルバイト」「正社員」のイメージが強いかもしれませんが、業務委託の仕事もあるのでチェックしておきましょう。
3.Xから応募する
Xで「Webライター 募集」と検索すると、募集中の案件が表示されます。
検索したときに、「話題」ではなく「最新」の投稿を確認しましょう。
投稿に返信をするか、DMを送って応募をするパターンが多いです。
投稿には仕事内容はもちろん、応募の際に記載するべき項目が書かれている場合もあります。
注意点としては、クライアントの評価を自分で判断しなければいけないことです。Xではクラウドワークスのように客観的な評価を知ることができません。
クライアントの会社情報や過去の投稿などから、クライアントの情報を得てから応募するようにしましょう。
4.制作会社に応募する
Webメディアを制作している制作会社では、さまざまなジャンルの記事を取り扱っていることがあります。
制作会社とは、企業からホームページなどの製作依頼を請け負い、サイト制作を行う会社のこと。
Webライターを募集している場合は、そのページから応募してください。
もし募集が見つからない場合が、問い合わせフォームから「Webライターを募集しているか」どうかを確かめてみるのも一つの手です。
私がWebライターの直接契約を取った手段と流れを紹介
ここからは私がどのようにして直接契約を獲得したのか、一つずつ解説します。
- アルバイトの面接
- 運営サイトの採用ページ①
- 運用サイトの採用ページ②
- Xから応募
同じ直接契約でも、案件ごとに仕事をもらうまでの流れは異なります。
1.アルバイトの面接
まずはアルバイトの面接がきっかけで、仕事を獲得した経緯について紹介します。
業務委託としてWebライターの仕事をしていく中で、「業務委託以外の働き方で、Webライターの仕事をしてみたい」と思うようになりました。
いろいろなサイトでアルバイトを検索していると、「地域に特化したサイトを運営している会社」でアルバイトを募集しているのを発見。
メールでのやり取りをして、日程の調整。会社に行って対面での面接でした。
クラウドワークスの実績しかなく、スキルの判断が難しいとのことでアルバイトとしては不採用。
- テーマに沿って500文字ほど執筆
- 自分で撮影した写真を使用
アルバイトとしては不採用でしたが、テスト記事と一般常識テストを受けた結果、業務委託として採用してもらえることになりました。
契約の手続きを終えたら仕事開始です。
このような形で、仕事をいただけるとは思っていませんでした!
記事の依頼方法 | Googleチャットにて依頼 |
仕事内容 | リライト記事の作成 飲食店や観光スポットのまとめ記事作成 |
2.運営サイトの採用ページから
次は「女性向けのライフスタイル関連のサイト」から、直接応募したパターンについて解説します。
採用ページを確認したところ、ライターを募集していたので応募フォームに沿って記入。
- 実績(地域サイトの記事)
- 志望動機
志望動機では魅力に感じたことや、仕事に対する思いをアピールしました。
メールでテストの案内が来ました。
※書類選考した場合のみ、テスト案内が来ます
テスト内容は以下のとおり。
- テーマ決め
- 構成作成
- 執筆
- 画像選定
自分でテーマを決められたので、好きな内容を書けて楽しかったです!
採用の連絡が来て、契約の手続きをしたら仕事開始。
記事の依頼方法 | 採用当時 専用サイトから募集されているテーマで記事執筆 自分でテーマを考えて執筆 現在 メールにて記事依頼 |
仕事内容 | 構成作成 画像選定 執筆 |
サイトから応募するメリットは、「自分がどのメディアで執筆しているのかがわかること」だと感じています。
クラウドソーシングから仕事をもらうと、執筆した記事がどのメディアで掲載されているのかわからないことが多いです。
サイトで自分が書いた記事を見ると、より一層仕事をしている実感がわきます!
3.運営サイトの採用ページから
3つめも先ほどと同じく、運営サイトのページから応募しました。今度は「旅行・グルメなどのおでかけサイト」です。
もともと知っていたサイトで、私が好きな「旅行・グルメ」のジャンルだったので応募しました。
- 実績(過去の執筆記事とブログ)
※サイトから応募内容を確認したのですが、現在応募を締め切っていたので他の項目に関しては確認できませんでした
こちらも後日、メールでテストの案内が来ます。
- 飲食店のまとめ記事の見出し作成
- ある観光スポットの紹介文章
まとめ記事は用意されている3つのキーワードから、好きなキーワードを1つ選ぶスタイルでした。
観光スポットの紹介は、自分で選定したスポットを紹介しました。
採用の連絡が来てから、契約の手続きをします。
記事の依頼方法 | Slackにて案件が募集されるので、気になる案件があればクライアントに連絡する |
仕事内容 | ※まだ仕事をしていないので、具体的な内容はお伝えできません |
4.Xから応募
最後に紹介するのは、「Xから応募」したパターンです。
Xから応募する魅力は、応募している最新の案件を見つけられること。
気になる案件があれば「いいね」もしくは「ブックマーク」をして、あとから見返せるようにします。
検索したときは最新の投稿を見てくださいね。
応募している投稿に応募文に記載する項目が書かれているときは、その項目を記入しましょう。
私が応募した案件は、ポートフォリオのみを記載すればOKでした。
クライアントから返信があり、同時にテスト案内もありました。
テスト内容は以下のとおり。
- 注文住宅に関する記事の構成作成
- 導入文の作成
仕事を開始するには登録作業が必要だったため、クライアントの指示に従って登録作業をしました。
記事の依頼方法 | Chatworkにて案件が募集されるので、気になる案件があればクライアントに連絡する |
仕事内容 | ※まだ仕事をしていないので、具体的な内容はお伝えできません |
Webライターの直接契約を獲得して感じた4つのメリット
実際に直接契約を獲得して、仕事をする中で感じたメリットを紹介します。
- 仕事を探す手間が減る
- 執筆しているメディアがわかる
- クライアントの求めていることがわかる
- マニュアルが同じなので執筆がスムーズに進む
1.仕事を探す手間が減る
直接契約の場合、クライアントから記事を依頼されることが多いため、自分で案件を探す手間が減ります。
クラウドソーシングは1つの案件が終わるごとに、新しい案件を探す必要がありました。
仕事を探す時間が減った分、執筆に充てられます!
2.執筆しているメディアがわかる
現在3つの直接契約を獲得しているのですが、そのうち2つの案件は「どのメディアで執筆しているか」を把握できています。
せっかく書いた記事がどのように掲載されているかがわからないと、モチベーションが下がる原因にもなってしまいます。
自分が書いた記事をサイトで見つけると、めっちゃ嬉しいです!
3.クライアントの求めていることがわかる
同じクライアントと仕事をしていると、「なにを求めているか」「どれくらいのスキルを求めているか」を理解できます。
具体的には以下のようなことです。
- 説明文はこれくらいの量や質でいい
- どのような写真がいいのか
- 文章の雰囲気
クライアントどのような記事を求めているのかを把握していると、執筆のしやすさは格段にアップします!
4.マニュアルが同じなので執筆がスムーズに進む
クライアントが同じであればマニュアルも同じなので、数をこなしていくうちにマニュアルを覚えられます。
マニュアルを覚えられると執筆スピードも上がります。
少しでも執筆ルールに悩んだ場合は、必ずマニュアルを確認してください。
単発案件は毎回マニュアルを読む必要があったので、かなり時間がかかりました。
Webライターの直接契約を獲得して感じた2つのデメリット
Webライターの直接案件を獲得すると、メリットだけではなくデメリットも見つかります。
- 思っていたより依頼数が少ない
- 採用されないと仕事できない場合がある
実際に仕事をしないとわからないこともたくさんあるので、「とりあえずやてみよう」くらいのスタンスで取り組んでくださいね。
1.思っていたより依頼数が少ない
クラウドソーシングでは自分で案件を探す必要がありますが、直接案件ではクライアントから記事を依頼されることが多いです。
そのため「常に執筆する記事が手元にある状態をキープできる」と思っていました。
納品したら、次の記事をすぐに依頼してもらえるイメージです。
しかし納品してすぐに依頼してもらえるケースもあれば、そうでないケースもあります。
「常に依頼されていたい」と思うがあまり、始めからたくさんの直接契約を獲得してしまうと「一気に依頼が来てしまい、最悪の場合、納期に間に合わない」事態になる可能性も。
クライアントごとの依頼ペースを把握しながら、新規案件の獲得に取り組みましょう。
2.採用されないと仕事できない場合がある
直接契約で採用ってどういうこと?って思いますよね。
私が現在契約しているクライアントの中には、募集されている案件に応募して、採用された場合のみ仕事ができるパターンの案件があります。
これまで経験した、クライアントから仕事をもらうまでのパターンを以下にまとめました。
- 依頼されたら仕事ができる
- 募集されている案件に応募して、採用されたら仕事ができる
すべての直接案件が、依頼されるとは限らないってことですね。
クライアントによって依頼内容が異なることを、頭に入れておきましょう。
いろいろな方法で直接案件を獲得しよう!
今回は直接案件を獲得した手段やメリット、デメリットについて紹介しました。
どのような仕事も、実際に始めてみないとわからないことはたくさんあります。
どんな仕事かわからず不安だからといって、応募しないのは非常にもったいないです。
気になる仕事があれば応募して、自分に合った案件を獲得できるように行動しましょう!