Webライターがテストライティングに受かるコツ5選!注意点や実際のテストも紹介

Webライターを始めたものの、テストライティングに合格できずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

Webライターの仕事をするためには、テストライティングに合格する必要があります。

つまり、テストライティングは初心者にとって最初の難関です。

この記事でわかること
  • テストライティングを受けるまでの流れ
  • 合格するためのコツ
  • クラアントが見ているところ
  • 受けてはいけないテストライティングの特徴
  • 私が受けたテストを紹介

合格するためのコツを実践することで、さまざまな仕事に挑戦するチャンスが増えていきます。

テストライティングに合格できずに悩んでいる人は、この記事を参考にして仕事を獲得してくださいね。

目次

Webライターのテストライティングとは

テストライティングとは、発注者(記事を依頼する側)がライターのスキルを見極めるために行なうテストのこと。

ライターにどれくらいのスキルがあるかがわからない状態で採用するのは、とてもリスクが大きいですよね。

そのためクライアントは、テストライティングでその人のスキルを判断して、採用するかを決めています。

テストの種類については以下のとおりです。

クライアントごとにテストの内容が異なるので、しっかりとマニュアルを確認しましょう。

テストライティングに合格するためのコツ5選

テストライティングに合格するためのコツを紹介します。

  • 執筆ルールやマニュアルを守る
  • 公開済みの記事を研究をする
  • 納期を守る
  • 誤字脱字がないかを確認する
  • 文字数を規定よりも少しだけ多めにする

1.記事の執筆ルールやマニュアルを守る

執筆ルールが記載されたレギュレーションは必ず守ってください。

レギュレーションとは「執筆するときはこのルールに従ってください」という内容が書かれたもの。

レギュレーションの例
  • 「です」「ます」表記にする
  • ラインマーカーの色の指定
  • 強調したい部分は『』にする

サイトの統一感を出すためにも、レギュレーションを守ることはとても大切です。

レギュレーションを守れていないとクライアントに迷惑をかけるだけでなく、「信用できないない人だな」「この人に記事を任せるのは不安だな」と思われてしまいます。

レギュレーションはしっかりと読めば守れることなので、ミスをしないように心がけましょう。

2.公開済みの記事を研究する

依頼された記事がどのサイトで公開されるのかが分かる場合、そのサイトの記事を徹底的に研究するのがおすすめ。

記事研究で見るべきポイントは以下のとおり。

• 文章表現の仕方
• 画像の雰囲気
• 記事全体の文字数
• 1つの見出しの文字数
• 文章と写真の配置バランス

サイトにはそのサイト独自の色があり、何一つとして同じものはありません。

記事を研究すると、どのような記事を書くべきかのヒントを得られるので非常におすすめです。

これらを実践した結果、無事合格しましたよ!

3.納期の2~3日前に納品する

Webライターとして納期を守ることは、できて当たり前のこと。

ほかの人と差をつけるためには、「納期よりも早めに納品する」ことがおすすめします。

前倒しで納品するメリット
  • クライアントからの評価が上がる
  • 納期ギリギリで焦って執筆をしなくていい

ここで注意したいのが、納品を早めることを優先して記事の質を下げてしまうこと。

記事の質を下げてしまっては、元も子もありません。

納品する際に一番大切なのは、「自分のベストを尽くした記事を納品すること」です。

記事の品質を高めつつ、前倒しで納品できるようにスケジュールを組んでおきましょう!

4.誤字脱字がないか確認する

記事を納品する前に、必ず誤字脱字がないかを確認しましょう。

おすすめのやり方は声に出して読むことです。

目と耳からの情報で誤字脱字チェックをすることで、より確実にミスに気づけます。

誤字脱字が多いと、「最終確認を怠っていると」判断されてしまう可能性があります。

5.文字数を規定よりも少しだけ多めにする

指定された文字数よりも少しだけ多めにするのがおすすめです。例えば2000文字の場合、2200文字程度がちょうどいいくらい。

文字数が少しオーバーしていれば、クライアントが最終調整したときに規定数を下回る可能性が低くなります。

規定の文字数より少ない場合、「やる気がない」「依頼内容を把握していない」とマイナス評価につながることも

ただし、文字数が大幅にオーバーするのは避けるようにしてください。

クライアントがテストライティングで見ていること3選

クライアントはWebライターの文章スキルはもちろん、他にも見ている部分があります。

  • 文章スキル
  • 連絡の速さや丁寧さ
  • 執筆ルールを守れているか

1.文章スキル

Webライターとして仕事をしていくには、文章スキルは必須です。

テストライティングを受けてもらうことで、その人の文章スキルを確認できます。

「正しい日本語を使えているか」「読みやすい文章になっているか」という内容に加え、Webライティングに特有したスキルも意識しておくと、より評価が高まるでしょう。

Webライティングに特有したスキル
  • 同じ語尾を繰り返さない
  • 一文を短くする
  • 結論を最初に書く
  • 冗長表現をしない(することができる)
  • 表記ゆれがない

2.連絡の速さや丁寧さ

連絡が早い人のほうが、仕事を円滑に進められます。

クライアントの連絡に対して3日以上経ってから返信してしまうと、「きちんと連絡は届いているか」「いつ返信をくれるんだろう」とクライアントを不安にさせてしまいますよね。

仕事をするうえで、連絡が取りやすいかどうかはとても重要。

もし納期に遅れそうな状態になったときは、すぐに連絡をしましょう。納期ギリギリになって「間に合いません」と連絡をしてしまうと、クライアントに迷惑をかけてしまい信頼を失いかねません。

3.コピペ率

コピペ率とは、すでに公開されている記事と自分の記事とを比較して、どれほどコピペしているかを表したもの。

コピペとは、コピー&ペーストとを略した言葉です。いわゆる文章をコピーして貼り付けること。

他の記事の文章を、そのままコピペしてしまうのは危険です。内容を参考にしたい場合は、自分の言葉に置き換えるようにしましょう。

自分の書いた記事のコピペ率が気になる人は、コピペチェックツールを使って確認してみてください。

受けてはいけないテストライティングの特徴2つ

テストライティングの種類はさまざまですが、その中でも受けてはいけない危険な案件があります。

  • 単価が低すぎる&報酬なし
  • 文字数や記事数が多い
  • クライアントの評価が低い

地雷案件に引っかからないよう、しっかりと確認しておきましょう。

1.単価が低すぎる&報酬なし

まずは「テストライティングの単価が低いにも関わらず、本案件の単価が高い」場合。

例えばテストライティングは無料で、本採用の文字単価が2円などのケースです。

これは、本案件の単価の高さを利用して記事を書いてもらおうとしている、悪質なクライアントの可能性が高いです。

目安としてはテストライティングの報酬が、本案件の半分以上のものを選ぶと安心です。

「テストライティングだから報酬なしでも仕方ないか」と思わず、報酬なしのテストライティングは受けないようにしてください。

2.文字数や記事数が多い

「ライターの文章スキルを見極める」ことが目的であれば、1記事さえあれば文章スキルを見極められます。

それにも関わらず、5~10記事を依頼してくるクライアントは注意したほうがいいです。

記事数が多い案件の場合、いくつも記事を書かせることを目的としている可能性があります。

また文字数が1万文字以上など、極端に多い場合も注意しましょう。

クライアントはテストライティングの確認をできるだけ短時間で済ませたいため、文字数を多くするメリットがないんですよね。

3.クライアントの評価が低い

クラウドワークスであれば、クライアントのプロフィールから評価を確認できます。

評価とは、ワーカーがクライアントに5段階評価とコメントを書ける機能。

コメントにはクライアントに対する意見が書いてあるため、「この人と仕事をしても大丈夫か」と決める判断基準にもなります。

  • 返信が遅く、仕事がスムーズに進まなかった
  • 途中で連絡が途絶えた
  • マニュアルがころころと変わる

このようなコメントを見かけたら要注意です。

テストライティングの事例を4つ紹介

私がこれまで受けてきた4つのテストライティングについて、詳しく紹介します。

  • ある店舗の紹介記事(クラウドワークス)
  • おすすめ商品の紹介(クラウドワークス)
  • アプリ記事の作成(サイトから直接応募)
  • 飲食店・スポット紹介記事(サイトから直接応募)

「テストライティングってどんな種類があるの?」と疑問に思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.ある店舗の紹介記事(クラウドワークス)

ある店舗の特徴やサービス内容について紹介する記事です。

書いた内容
  • 店舗の特徴
  • 店舗の実績
  • 口コミ
  • 店舗情報

記事の概要は以下のとおり。

記事構成なし
文字数300文字程度
納期案内から5日ほど
執筆方法グーグルドキュメント
報酬215円(手数料引かれたあと)
作業時間2時間10分

結果は不合格でした。

構成がしっかりと用意されていたので比較的書きやすかったです。

しかしあまり詳しくないジャンルだったため、リサーチに時間がかかりました。

2.おすすめ商品の紹介(クラウドワークス)

商品のジャンルがいくつか用意されており、その中から好きなものを選んで執筆するスタイルでした。

書いた内容
  • 商品の選び方
  • おすすめのメーカー
  • おすすめの商品3選

私は自分が使ったことのある商品ジャンルを選定。

記事構成なし
文字数700文字程度
納期案内から5日ほど
執筆方法Word
報酬228円(手数料引かれたあと)
作業時間3時間50分

結果は合格!

合格するために取り組んだことは以下のとおり。

  • テストライティングに合格するコツをに調べる
  • 参考サイトを研究する

応募ページに参考URLが記載されていたので、そのサイトを研究しました。

3.アプリ記事の作成(サイトから直接応募)

運営サイトの採用ページから直接応募し、メールでテストライティングの案内が来ました。

作業内容
  • 構成作成
  • 執筆
  • 画像選定

記事テーマは自分で考え、生活術に関する内容を執筆しました。

記事構成なし
文字数1,100文字程度
納期期限はなし
執筆方法独自システム
報酬1,000円
作業時間5時間20分

合格するために取り組んだことは以下の3つです。

アプリ記事の文章や画像の雰囲気を研究した
• 同じようなテーマの記事を参考にした
• 読者の気持ちになって、魅力に感じる記事かを考えた

テストライティングでしたが、自分の書きたいテーマで執筆できたのでとても楽しかったです。

4.飲食店・スポット紹介記事(サイトから直接応募)

おでかけサイト(グルメや旅行など)から応募したときのテストライティングです。

作業内容
  • 飲食店のまとめ記事の構成作成
  • ある観光スポットの紹介文章(200文字ほど)

観光スポットは実際に行ったことのある「地元の観光スポット」を選びました。

記事構成あり
納期連絡から1週間以内
執筆方法Excel
報酬なし
作業時間5時間45分

結果は合格!

合格するために取り組んだことは以下の4つ。

• サイト内の飲食店のまとめ記事を何記事も読んだ
• 見出しのつけ方や雰囲気を研究した
スポットの魅力をいくつかピックアップ
• 短い文章なので、1番の魅力だと思うところを深く伝えるように意識した

テストライティングはコツさえつかめば合格できる

初心者であれば「テストライティングに受かるか不安」と思っている人も多いですよね。

ですが合格するためのコツを実践していれば、テストライティングに合格して案件を獲得できる日が来るはずです。

私もWebライター未経験でしたが、数をこなして少しずつコツをつかむことで、いくつものテストライティングに合格するまで成長しました!

不合格になっても諦めずに、次に活かせるよう前向きに挑戦していきましょう!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次